ママがPTAに行ったときに出会った一人の男の子のお話
クレアママが学校のPTA会議室で打ち合わせをしているとき
一人の1年生の男の子が会議室に入ってきました。
うつろな瞳をしたその子は近くの養護施設にいるりっくんです。
「どうしたの?」
「うん、何しているの?」
「ママたちのお勉強だよ」
「この前絵本読んでくれた?」
「ちがうママだよ。」
「ふ~ん、そうなんだ。」
そう言い残してりっくんはまた他の教室へ行ってしまいました。
りっくんが預けられた理由は父親による虐待です。
ママの顔も知りません。腕にはたばこを押しつけたあとが5~6か所。傷がたばこだということも知っています。
りっくんの心は親の手によって破壊されてしまいました。
同じクラスにはもう一人施設の子がいます。
脳に障害があるからといって両親に捨てられたみっちゃんです。
障害のある子を産んだはいいけれど育てることはできないといいはる両親から施設に入れられました。
実はあなたの町の学校でもたくさんの過去に辛いことがあった子ががんばって学校に通っています。
動物も人間も捨てられています。
いつも犠牲は子供たち、弱い子たち。
ガラスのような心をしている守られるべき命たち。
大人になることが難しくなってきた時代、どうやったら本当の大人が増えるのかな。
体はおとなになっても心は育ち続けるものなのに20歳になったからと成長することをやめたらむなしい人生が待っているだけ。
自分ではなく誰かの喜ぶ顔を見ることが幸せと思えるようになったとき人は大人になると思います
命を受け止めた瞬間から急に大人になれるわけないです。
命を守ることではじめて成長するのだから。
りっくんのママとのぬくもりのときは絵本の読み聞かせをしてくれる
学校のママボランティアさんとの短い時間だけなのです。
駅に置き去りにされたトイプードルもんちゃんの話

もんちゃんは駅にぽつんと捨てられていました。
しかし誰も助けようとせずただ通り過ぎて行くだけ。
そして今の飼い主さんに出会いました。
飼い主さんはトリマーさん。もんちゃんはいつもカットしてもらってとってもきれいです。
そんなもんちゃんの愛に溢れる初期ブログはこちら
ぼくもんちゃん
現在のトリミングサロンブログはこちら👇
捨てるということは犯罪です。虐待なのです。
その薄汚れた人間の醜さを洗い流してあげて新鮮なフードと水をあげていたらこんな風にすぐに美しいもとの姿に戻ります
トイプードルのジルバさん

トイプードルホワイト♂のジルバさん。
私がブログと立ち上げた当初お伝えしたもうおじいちゃんのジルバさん。
先日ボランティア団体の代表さん宅でお亡くなりになりました。
享年15歳
私はジルバさんの美しいお姿を拝見して里親募集に力を入れ出しました。
頭に少し傷のあったジルバさん。
15歳まで大切に飼われそして突然
一人でさまようことを強いられたジルバさん。
あなたの高貴なまでのその美しさから動物たちの置かれている過酷な現状、今も続く虐待の日々を知りました。
たくさんの人々があなたのお姿を拝見し何かを感じとったことと思います。
あなたの死が基となり
動物だからと差別を受けて
無駄に産まされ殺されずに済む
世の中がきっと来ます。
あなたにもできるボランティアスタイルの提案
実際に保護現場や保護施設でボランティア活動をすることは今すぐは難しいけれど何かできることは
なと思うあなたに手軽にできるボランティアスタイルのご提案です。
スタイル1 寄付ボランティア
シートやいらないゲージ フードおやつを寄付する
もう使わないゲージや小さくなったクレートなどはありませんか?
フードを扱う職種のご主人を持つママやパパがサンプルフードを大量に持って帰ることはありませんか?
ペット用品以外の普通の贈答品などもフリマで売って収益になりますので、保護団体にお問合せの上寄付するというのも一つのボランティアです。
スタイル2 募金ボランティア
署名活動、ワンクリック募金
ペット里親会さんでも茨城の悪徳ブリーダーの撤廃署名活動がありましたがやはり国民の声は偉大です。
みなさんの力でひどいことする人間は追い出すために動くこともボランティアといえるでしょう。
スタイル3 一時預かりボランティア
里親になったことがなくて自信がないというあなたは、一時預かってみるボランティアがあります。
1週間~の短い期間をもうけている団体もありますのでわんこの愛らしさに触れてみてください。
もうかわいくてたまらなくなりますよ
飼う気はあるけどその子が大変かもしれない。 前の飼い主のしつけがどうだったかわからなくて心配。
というあなたはトライアル期間というものがあります。
飼う前にボランティアさんに希望の性格や条件を相談して希望に近いわんこがいたらお家に迎えて一緒に過ごしてみましょう
残念ながら難しくてキャンセルになったとしても、そこで無理やり飼ってまた里親に出されるよりは、ぴったりなパパママに出会ったほうがいいという考えのもとトライアルは存在しますので試してみて下さい。