今日は2匹のブラックのトイプードルのお話です。
ある秋の日のことです。
ちょうど同じ年の同じ時期に2匹のトイプードルが町をさまよい歩きセンターに保護されました。

1匹は大勢の人の住む町を歩いていました。
毛はぼろぼろで伸び放題、だれもさわろうとしません。
センターに収容されて期限が来ても、だれも迎えには来てくれませんでした。

さて大都会の迷子ブラックトイプードルは
ボランティアさんに引き取られ、優しい個人の方がきれいにお手入れして、里親さんが車で預かって下さいました。そして、新しい飼い主さんが見つかりました。

一方地方で保護されたブラックトイプードルは、他県から飼い主希望のママさんが多数現れたにもかかわらず、地域のみの譲渡という自治体の決まりということで、新しい飼い主さんが決まらず、先日苦しいガス室で処分されてしまいました。

これから何年も生きられた美しい命が、あっけなく そして冷たく葬られました。
地球儀で見ると、日本はとても小さな国ですね。
北海道から九州まで数時間で着いてしまう時代です。
なのにどうして場所によってこんなに違うのかな。
どうして他の県民は命をつなげられないという決まりがあるのかな。
電話だってインターネットだって飛行機だって、なんだってある国なのに。
「この子を大切に育てたい」
この気持ちだけではいけないのかな。
もっと日本全体がネットワークでつながり← IT関係
ボランティア団体も協力しあえる世の中になって← 人事部 ボラ関係
全国の保健所 センターが動物を愛護する ← 教育関係
教育施設としての役割で活動するようになり 公務員 建設関係
不正や悪徳を取り締まる機関ができる ← 警察関係 メディア関係
ほんの小さなことでもあなたが行動することでどんどん変わっていくと思います。
犬飼育免許とアニマルポリス
犬を飼うのは車と同じで免許が必要ということにするというのはどうでしょう。
そのためにはペットの警察が必要ですね。
欧米では当たり前のアニマルポリス。犬を売るのに登録証が必要なように犬を飼うのにも自動車学校みたいな犬との生活を体験する学校に通い体験で飼ってみてから免許がもらえる。
免許取得の収益はアニマルポリスとペット産業に還元するということで倒産を防ぐ。
駒沢にペットショップみたいなプチドッグシェルターがありました。
(こちらのDOG SHELTER のフリマは明日大井競馬場内です。行ってみてね~)
ドイツではペットショップでの生体販売もも殺処分もなくたくさんの家族が里親になるそう。
コーディネートのための施設もちゃんとあって毎週のようにテレビでも里親募集するらしい。
一人ひとりが意識を持っているからこそできる配慮。
動物愛護先進国になりましょう
だって命を大切にする温かい心ってどんなことよりも大事ですよね。
自分が死ぬ前しか考えないのでは遅すぎませんか?
飼い主が病気になったらどうするの?

動物愛護先進国になるためには、動物の命のことをしっかりと考える心がけが必要です。
犬も当然病気になりますが人間も急に病気になります。
病院には今日もたくさんの小さな人間の子供が入院しています。
こうやって普通にお家にいると気付かないかもしれないけれどもう二度とお家に帰れないお子さんもいっぱい入院してたりします。
病気になったら犬の子育てに費やす時間はありません。
だから犬を飼うと決めたら必ず病気になったら誰に託すか決めてから迎え入れてほしいのです。
当然病気や緊急事態以外では託してはならないと思います。
でも本当に病気は突然やってきて家族の時間をどんどん奪っていきますから最悪の事態にあわてないように前もって必ず決めておいてくださいね。
もし「わかった。その時は代わりに飼うよ」と言ってくれる人がいない場合は犬の購入は難しいと思います。
かわいくてとっても欲しいかもしれませんが諦めてください。
そんなときは預かりさんで一時的に飼うという方法が一番いいと思います。
さみしいわんこ達の役にも立つし、アレルギーが出るか知ることも出来ます。
動物愛護先進国になるための保健所の取り組み
昨日、深夜番組を見ていたら極小トイプードルやミックス犬を紹介するかわいい演出の番組がありました。
「4歳児以下の子供よりもわんこの数のほうが多いんだって♪小さいわんちゃんはかわいいよ」
という番組ではなく
もうこれ以上人間のエゴで小さいわんこを作るのはやめてもっと小さいわんこから悲惨な状況を学んでください。作られては殺されている現実を変えましょう。
って番組が流れる世の中になるといいな。
たとえ金銭がからんでもペットを商品として考えない世の中になるといいなと思います。
ペット産業が活性化すると保健所に持ち込まれるわんこも増えてきます。
そんな中、熊本市の保健所では今捨てられようとしている家族として暮らしてきたわんこがその後どのような運命をたどるのか最後まで映したビデオを、捨てにやってきたパパとママに見せて勉強会をするのだそうです。
それから絶対最後まで飼うように進めるみたい。
でも人間も病気とか亡くなったりしますよね。
同じ動物だからそんなときは次の飼い主が決まるまで新しいパパとママを探すように即すのだそう。
「はい わかりました。引き取ります。」を言わない取り組み。
この取組みで熊本のほとんどお友達のワン達が30分以上もガス室で苦しんで死なずに済んでいるそうです。
これならどこの自治体もできると思います。
保護犬を飼ってみよう♪
ペットショップの生体販売ではなく、保護犬を飼いたいと思うあなたに費用のことや、里親募集中のわんこを見つけるサイトをまとめましたので、参考にしてみてください👇個別のコーディネート相談はお問合せからお気軽にご連絡ください。