【体験談あり】ペットロスのつらさとは?心のケアと乗り越え方を徹底解説

命の大切さを学ぶ

私は、幼い頃からインコ、ハムスター、猫、犬、金魚、熱帯魚などさまざまなペットを飼っていて、何度もお別れを経験してきました。何ともいえない虚脱感と深い悲しみは耐え難いものがあります。しかし、泣いてばかりもいられません。その精神状態から前向きに歩き出す方法について詳しく紹介したいと思います。

ペットロスのつらさとその乗り越え方|心の回復に向けた実践ガイド


ペットロスとは?心に大きな影響を与える喪失体験

ペットロスとは、愛するペットを失ったことによって生じる深い悲しみや喪失感を指します。
特に犬や猫など長年共に過ごした存在との別れは、家族を失うのと同等のショックを与えることもあります。

私も、以前実家で飼っていた猫が亡くなったあとの深い悲しみのことを思い出すと、今でも涙が出てくるものです。時々見えた黒い影を愛猫だと思ってまた沈んで・・・の繰り返し。ほかにはペットロスの一般的な症状として以下のようなものあります。


ペットロスのつらさ|よくある症状や心の変化

ペットロスの主な症状

  • 抑うつ状態(気分の落ち込み)
  • 食欲不振や睡眠障害
  • 無気力、集中力の低下
  • 罪悪感や後悔
  • 現実感の喪失(ペットの残像が見える、ペットの鳴き声が聞こえる気がする など)

ペットロスが長引くと「複雑性悲嘆」に

通常の悲しみは時間とともに和らいでいきますが、数ヶ月以上強い喪失感が続く場合は「複雑性悲嘆(グリーフ)」という精神的な状態に陥ることがあります。必要に応じて専門のカウンセリングを検討しましょう。


ペットロスを乗り越える7つの方法|心の整理と回復のステップ

① 感情を抑えず、素直に悲しむ

泣きたいときには泣き、思い出に浸ることも心の自然なプロセスです。「悲しんでいい」と自分に許可を出すことが大切です。泣きたいと思っていなくても涙が出ていることもあるでしょう。でも、それでもいいのです。まずは自分を受け入れることから始めてみてください。

② 周囲に気持ちを話す

家族や友人に話すだけでも心が軽くなります。同じような経験をした人の話も、共感と癒しになります。生活に支障が出るほどの悲しみが出る場合、家族やパートナーへの負担も考えられます。ペットロスへの理解は急には難しい場合もありますので、書籍やサイトなどを見てもらい、心の痛みをわかってもらうことも大切です。

③ ペットとの思い出を形にする

  • アルバムを作る
  • ぬいぐるみなど代わりになるものをそばに置く
  • メモリアルグッズを飾る
    など、「想い出を肯定的に残す」ことが癒しにつながります。

④ SNSやブログで気持ちを共有する

「#ペットロス」などのハッシュタグで検索すると、似た体験をしている人たちの投稿に出会えるかもしれません。亡くなってまもなくの時は誰とも話したくなくなる日もあると思います。そんな時はSNSのグループなどで、だれかの体験を聞きながしておいて、そのうち話したくなってから会話に参加するのもよいでしょう。無理しないように少しずつ前に進むことが肝心です。

⑤ カウンセリングや支援団体を活用する

心の専門家によるサポートは、深い悲しみを丁寧に扱ってくれます。ペットロスのカウンセラーも増えてきています。

ココナラなどの気軽にお悩みを聞いてもらえる心理カウンセリング相談もありますので、お話を聞いてもらいたい方は利用してみるのも一つの方法です。

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⑥ 新しい日常を少しずつ取り戻す

無理に元気になろうとせず、「今日は外に出てみよう」「好きな音楽を聴こう」といった小さな一歩を重ねていきましょう。愛したペットとのかけがえのない時間や思い出が、あなたにとって何の学びになったか、未来へつながる力になっているかを考え、徐々に乗り越える行動を取ることが第一歩につながります。

⑦ 新しい命を迎えるタイミングについて

再びペットを迎えることは「代わり」ではなく、「新たな関係」です。無理のないタイミングで検討することが大切です。私が長年、新しい飼い主さんを探すボランティアをしていて感じるペットロスがなくなる飼い主さんの特徴は、つらい境遇の保護犬、猫などを適切なタイミングで迎え入れているということです。

・急にペットが亡くなった場合→悲しみが少し癒えた時

・ペットが長期療養後亡くなった場合→亡くなる前

に保護された犬や猫などのペットを探してみてください。


ペットロスを経験した人の体験談

「最初の数週間は何も手につかず、毎晩泣いていました。でも、思い出の写真をアルバムにしてから少しずつ前を向けるように。時間はかかっても、自分を責めず、ゆっくり進んでいいんだと思えました。」(40代女性・猫を看取った後の体験)


まとめ|ペットロスはつらいけれど、あなたの悲しみは無意味ではない

ペットロスの悲しみは、それだけ深く愛していた証です。乗り越えるには時間が必要ですが、少しずつ前を向く力は必ず戻ってきます。
今は「つらい」と感じる自分を、優しく抱きしめてあげてください。

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