
クレアに質問コーナー
今日はけっこう考えてしまう質問がきましたので了承のもと紹介します。
Q 里親募集の子はボランティアさんたちに守られているのでいいでしょうが
ペットショップで売れ残り、もうすぐどこかに連れて行かれそうな子がいます。
きっと保健所で殺されてしまうのではないでしょうか?
この子の命を救ったほうがよいのではないでしょうか?
ペットショップはたくさんありますし、ペット産業もどんどんと需要拡大の兆しです。しかしその陰で誰の目にも留まらずに在庫処分として殺されてしまうわんこたちがいるということを忘れてはなりません。
といってもすぐそうそう何か変わるものではありません。
変えられるとすればそれは消費者側からのクレームの嵐。
質問者様がその子の命を救うのは一匹を助けるという面で有効だと思います。もちろんそれはたいせつなことでもそれと同時にもう一歩、こんなひどい売り方を、殺し方を絶対にしてはいけないと何かしらに働きかけてほしいのです。
改善する方法はその一声を膨大な声に膨らませることだと思います。
ペットショップでしかわんこに会えないと思っているパパママさんに
「わんこは買わなくてもいっぱい家族を待っているよ」
と教えるもよし、ペットショップでは生体販売をすると命が無駄に殺され、10年の長い命が失われるのよ。
と正しい知識を知らせたり、方法はさまざまです。
ご自分の職業に結び付けて小さな活動をしたりもできると思います。
とにかく一匹を救った後にそれが結びつけて大きな力にしていきましょう。
ペットショップの新しい形をおしゃれに作っていきましょう。
在庫ができてしまう生体販売は絶対にやめましょう。
命は譲り受けるものという新しいコンセプトのもとおしゃれで優しい気持ちになれるペットショップを目指しましょう
実際私の町では生体販売はしておらず、かわいいグッズが置いてあり、おしゃれできれいな店内ですてきなペットショップがあります。
商品の一部は愛護団体に寄付されるシステムがありとてもいい感じです。
早く生体販売がなくなり、愛のある命の譲り受けがなされるペットショップが増えますように。