絶対虫は家に入れたくない!虫が家の中に侵入しない方法と窓リノベ事業紹介

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どんなに窓を閉めていても入ってくる虫。大の虫嫌いの私は、絶対に虫を家に入れない家づくりを目指しました。でも、そもそもなぜしっかりと窓がしまっているのに虫が入ってくるのか疑問でしかたなかったので徹底的に調べることにしました。

なぜ窓から虫が入ってくるのか

この疑問を解決するためには、まず虫の習性を知ることから始めました。そうすることで家に虫を侵入させない行動をとることができ、今では虫を家で見ることはなくなりましたので、その方法を紹介します。

1.虫は光に引き寄せられる

多くの虫は光に引き寄せられる性質を持っています。夜になると家の中の照明が明るくなるため、窓から虫が入り込みやすくなります。特に蛾やカナブンなどは光に強く引き寄せられます。窓の近くに明るい照明を設置するのを避けると良いです。また、夜間に窓を開ける際には、室内の照明を控えめにするか、カーテンを閉めることで虫の侵入を防ぐことができます。

2. 虫は食べ物の匂いを好む

食べ物の匂いも虫を引き寄せる大きな要因です。チャタテ虫はお米の香りに敏感、蟻は食べこぼしがあるとすぐによってきます。動物のフンにはハエ、生ごみ類はゴキブリやコバエ、湿気のある場所にはダニなど、環境によって発生する虫がちがいます。料理をしている時や食べ物が残っている時、窓を開けていると、その匂いを嗅ぎつけて虫が入ってくることがあります。窓の周りにダイニングテーブルを置くと虫が引き寄せられる可能性がありますので、少し離して家具を配置する方が無難です。定期的に窓の周りを掃除し、清潔に保つことが大切です。

3. 虫は温度と湿度が大好き

虫は生命維持や繁殖のため適切な温度と湿度を求めて移動します。室内の環境は繁殖に適していることが多いです。特に湿気の多い場所は、虫にとって理想的な繁殖場所となるため、わずか数ミリほどの隙間から家の中に侵入しようとします。特に夏場や梅雨時期には、外の高温多湿な環境から涼しい家の中に逃げ込むことがあります。また、冬になると暖かい家の中を求めて虫が侵入してくることもあります。

虫は不衛生な環境が好き

虫が好むのは不衛生な環境やにおいです。ゴキブリ玉ねぎやニンニク、ビールのにおいも好みますので、毎日キッチンや洗面所などは清潔に保ちましょう。私は中古のマンションに住んでいたころ、どう掃除してもゴキブリが家の中に入ってくることがあり、駆除業者を呼びましたが解決しませんでした。原因は下の階の飲食店でした。特にごみの処理はきちんとしておかないと虫が住み着く家になってしまいますので注意しましょう。

窓から虫が入らなくなる方法

絶対に虫を家の中に入れない一番の方法は、窓やドアの開閉の際に気をつけることです。虫が入ってくる一番の原因は窓や玄関ドアの開け閉めの時なので、出かける前や帰宅時は自分に虫がついていないか確認し、窓やドアの縁に虫がいないかをチェックして開閉してください。

1.隙間のない網戸を選ぶ

具体的な効果的な方法の一つは、窓に設計がしっかりした網戸を設置することです。網戸は通気性を保ちながら虫の侵入を防ぐための基本的な対策ですが、隙間が少しでもあると意味がありません。定期的に網戸の状態をチェックし、破れや劣化がないか確認しましょう。

2024年現在、先進的窓リノベ2024事業が開始されています。

こちらの補助金制度の概要は、

  • 断熱窓を取り付ける家庭への補助
  • 補助金が5万円~200万円上限
  • 12月31日までの窓交換が対象

となっています。詳しくは下記にてご確認ください。

参考 環境省

3. 虫除けスプレーを使用する

窓の周りや窓枠に虫除けスプレーを使用することで、虫の侵入を防ぐことができます。特にハーブ系の虫除けスプレーは、自然な成分で安心して使用できます。天然素材だけでできた蚊取り線香で香りを楽しみながら虫よけするという方法もあります。

5. 天然の虫除け植物を置く

窓辺に虫除け効果のある植物を置くことで、自然に虫を寄せ付けない環境を作ることができます。これらの植物は虫を遠ざける効果があり、インテリアとしても楽しめます。

植物の種類は、ミント、ラベンダー、ゼラニウムなどが効果的です。蚊を寄せ付けない菊を窓の外に植えておくのもよいでしょう。

6. 定期的なメンテナンスをする

窓や網戸のメンテナンスを定期的に行い、隙間や破れをチェックすることも重要です。特に古い家の場合、窓枠の隙間やひび割れが虫の侵入経路となることがあるため、しっかりと修理しておきましょう。

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窓から虫が侵入しないメーカー

窓から虫が侵入するのを防ぐためには、効果的な製品を提供している信頼性の高いメーカーを選ぶことが重要です。以下に、虫の侵入を防ぐための優れた窓や関連製品を提供しているメーカーをいくつか紹介します。

1. YKK AP

YKK APは、日本の建材メーカーであり、高品質な窓やサッシを提供しています。YKK APの製品は、気密性と断熱性に優れており、虫の侵入を防ぐための網戸やシーリング材も充実しています。特に、YKK APの「APWシリーズ」は、高性能な窓として知られており、多くの住宅で採用されています。

2. LIXIL

LIXILは、建材や住宅設備を手掛ける大手メーカーで、窓やドアの分野でも優れた製品を提供しています。LIXILの「インプラスシリーズ」は、二重窓として知られ、断熱性と防音性に優れています。また、虫の侵入を防ぐための高機能な網戸もラインアップされています。

3. 三協アルミ

三協アルミは、アルミ建材の大手メーカーであり、窓やドアの製品を幅広く取り扱っています。三協アルミの窓は、耐久性が高く、気密性にも優れています。特に、独自のシステムを用いた網戸は、虫の侵入を効果的に防ぐことができます。

4. エクシオール

エクシオールは、自然派建材を提供するメーカーで、特に網戸に特化した製品を多数取り揃えています。エクシオールの網戸は、細かいメッシュで虫の侵入を防ぎつつ、通気性を確保しています。さらに、抗菌加工が施された製品もあり、清潔に保つことができます。

5. ナショナルサッシ

ナショナルサッシは、住宅用窓やサッシの専門メーカーで、虫の侵入を防ぐための高品質な製品を提供しています。特に、気密性と防音性に優れた窓製品が多く、虫が入りにくい環境を作ることができます。

窓から虫の侵入を防ぐためのポイント

上の画像のように左側に網戸があるときの窓と窓の隙間から虫が入ることが多いといわれています。網戸を開けておく際は必ず右側に網戸がくるように閉めておき、窓の隙間がしっかりと閉じているかを確認してください。その他のポイントは下記にまとめました。

1. 高性能な網戸の選択

最近では、より細かいメッシュの網戸が発売されています。虫の侵入を効果的に防ぐことができます。また、抗菌加工や防カビ加工が施された網戸を選ぶことで、清潔に保つこともできます。網戸を自分で取り換えられるように学んでおくと便利です。

2.排水溝やトイレ、エアコンのホースを確認

お風呂や洗面所の排水溝やトイレの蓋はしっかりと閉じましょう。水から虫が上がってくることがあります。エアコンのホースには虫よけのためのキャップと取りつけておくことをおすすめします。特定の虫が大量発生する年がありますが、そのような場合はエアコンなどを利用し、窓は開けないようにした方が無難です。

3.コバエ対策には小さい冷蔵庫

生ごみを直接ゴミ箱に入れると、どんなにビニールをきつくしばっていてもコバエやゴキブリがわいてきます。虫は匂いに敏感ですので、生ごみはゴミ専用の小さい冷蔵庫に入れるとよいでしょう。室内の生ごみ臭もなくなり、一石二鳥です。生ごみ処理機を利用する際は定期的にしっかりと掃除するようにしましょう。


まとめ

信頼性の高い網戸の製品を選び、適切な対策を講じることで、窓からの虫の侵入を効果的に防ぐことができます。一度虫が家に侵入すると、退治するのも一苦労です。快適で清潔な住環境を保つために、油断せず虫対策をしながらお過ごしください。

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